チャットモンチーの3枚目。
いしわたり淳治に加えてプロデューサーに亀田誠治を迎えたり、セルフプロデュースも2曲あったりしてますが、一貫してチャットモンチー色が色濃く出ている楽曲揃い。
一気に頂点まで上り詰めて、注目と期待を一身に背負った新作での、このパフォーマンス。
彼女らの奥深さには驚愕させられます。
個人的に、このテンションで走り続けて大丈夫なんだろうか、と逆に心配してしまいます。
あんまりハイテンションで進化し続けなくてもいいので、末永くいい曲を作り続けて欲しいと思う次第です。
前作アルバム『生命力』から1年4ヶ月。 さらなる音楽的進化を目指し、3人が持つ才能をすべてチャットモンチーに捧げて作った3rdアルバムが完成。 1st・2ndアルバムと同様に全13曲収録ながら、今回はアルバム初収録曲が9曲。 既発シングル4曲もAlbum Mixが1曲、Album Ver.が1曲と、まさに渾身の1枚。 サウンド・プロデュースはデビュー以来のいしわたり淳治(6曲)に加えて、新たに亀田誠治(5曲)を迎え、自身(2曲)も手掛けるなど、新展開を見せる内容に。 自身の中に眠る<ポップ感覚>をさらに拡げてLiveまでを想定しながら作った作品が『生命力』だとすれば、今回はリスナーと一対一で向き合いつつも優しく捉えて離さない、不思議な大きさを持ったバンド・アンサンブルが特徴の作品となっている。 4枚の既発シングルでも強烈に示してきた様に、楽曲ごとのコンセプトがより明確となってそれぞれの色彩がさらに鮮やかで大胆なものになった結果、集合体としてのアルバムの完成度・密度が驚異的なものとなっている。 3人がVo.を取る曲もあったり、阿波踊りのビートを入れ込んだりするなど、アルバムでしか出来ない伸びやかな表現や遊び心も随所に織り込まれ、バンドが最高の状態であることを雄弁に物語る。 期待を遥かに上回る、2009年 最も聴かれるべき傑作ロック・アルバム。



