
正直なところ、個人的にはASIAN KUNG-FU GENERATIONにはここしばらく感動してなくて、どうでもいいかなーって思ってたんですが、映画ソラニンのメイン・テーマが妙にグッと来て、奴らもまだまだ捨てたもんじゃないな、って思ったんですが・・・。
このアルバム、やっぱりパッとしないなあ・・・。
既存の路線の曲はなんだか昔の曲の焼き直しみたいだし、新しい方向性を見出そうとしてる曲は失敗してるような・・・。
微妙。
彼らは敏感に<時代の空気>を感じ取り、楽曲の世界感に落とし込んできたバンドだと思うが、この6作目では<ロスト・ジェネレーション><過ぎ去りし9.11>といった表現を持ち込んで世相を反映させながら、そこの<希望>を打ち出した歌詞が印象的だ。そしてバンドの枠を押し広げんと、ホーン隊やストリングス、プログラミングの導入でサウンドの新生も図っている。新しいディケイドの幕開けに相応しい、アジカンの決意表明だ!
鬼頭隆生 - bounce vol.322(2010年6月25日発行号)掲載(タワーレコード)


