冷たい肉そば@いろは支店

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最近はB-1グランプリのおかげで、ご当地グルメが有名になりました。

B-1グランプリが有名になったが故に、近年になって「ご当地グルメを創作する」ような動きもありますが、個人的にはそんなもんには興味は全く無くて、長年その土地で地域社会が歴史を刻む中で「自然発生的に産まれたその土地にしか無い料理」、それに価値があるのだと思うし、それがご当地グルメなのだと思います。

人がそこに住むのには理由があり、そこに住んだ人々がその土地独特の料理を産み出すのにも理由があります。
かつての日本がそうであったように、そういったコミュニティや地域経済を保護してきたのが、藩政を代表とする政治であり、その土地の時の為政者が行った規制です。

明治維新以降、政治が、ある一定の出身地や、ある一定のカテゴリに属する人々の私欲のためのツールとなり、富も文化も東京に集中した上に、中央・グローバル資本の大型店舗によって地域経済が破壊され、日本中どこに行っても金太郎飴のような地方都市しか無くなってしまった現状を見れば、そういった地域独特の文化、食材、料理というものが、どれだけ尊いものかということが、わかるでしょう。

さて、前置きが長くなってしまいました。
今回は山形県は河北町の、「冷たい肉そば」です。

もちろん、俺が取り上げるんだから、もともと河北町にあった郷土料理ってことです。
かほく冷たい肉そば研究会」のサイトにも『河北町の有志が「郷土食(=B級ご当地グルメ)で町おこし」を合言葉に設立した団体です。』とあります。
俺が社会人になって最初の赴任地が山形だったこともあり、とても懐かしく、かつ思い入れもある料理です。

代表店は一寸亭いろは
それぞれ暖簾分けした店舗が数店舗あり、地元の人はそれぞれお気に入りで行き着けのお店があるとか。

そして、今回訪問したのはいろは支店になります。
写真はこちら。

冷たい肉そば@いろは支店

あくまで個人的な感想ですが、「一寸亭系」より「いろは系」の方が、甘ったるくて味が濃い田舎くさい味付けのような気がします。
そして個人的には、そんな野暮ったい「いろは系」が好きなのです。